【ボランティア体験会レポート】11/2 外来生物(ナガエツルノゲイトウ)の駆除作業
| 活動エリア | 北総エリア |
|---|---|
| 活動分野 | 自然保護・環境保全 |
| 活動日 |
2025/11/2(日) |
| レポート内容 |
はじめての方でも安心して気軽に参加できる「ボランティア体験会」。 受け入れ経験豊富な団体さんの協力のも とで、各回ボランティア参加者を募って開催しています。 今回ご協力いただいたのは、白井環境ネットワークの会さん。 ナガエツルノゲイトウの駆除作業ボランティアとして、11名の方が参加してくださいました。 当日の様子をご紹介します!
集合場所からバスで移動 朝8時、集合場所の白井駅ロータリーにはバスが待ち構えていました。外は思った以上に冷えますが、バスの中は快適。途中、車で来られた方々も合流し、作業場である「金山落」に向かいます。20分ほど走る間に景色はずいぶん変わり、緑豊かな土地が広がっていました。
「金山落」は、下手賀沼に流れ込む用水路で、2キロにわたって桜並木が続いているのだそう。 今回は、その金山落に繁殖している最強最悪と言われる外来植物「ナガエツルノゲイトウ」を駆除します。農業や生態系に悪影響を及ぼす、非常に繁殖力の強い植物です。この駆除作業は、7年にわたって毎年この時期に行っているそうですが、しぶとく復活してしまうとのこと。 ナガエツルノゲイトウがどんなものか、事前説明会で知ってはいたものの、実際に用水路に群がっているのを見ると、「これか!」とその繁殖力に驚きます。
胴長・ゴム長手袋・ライフジャケットで準備万端 現地に到着すると、事前に申告していたサイズの胴長やゴム長手袋などを受け取り、靴を脱いで着ていきます。全員無事に着用し終えると、開会式。この駆除作業に、どれだけ多くの方々が関わってくださっているのか、よく分かりました。
いよいよ水路に入って作業開始! 直接水に触れるわけではないものの、胴長越しに水の冷たさを感じます。水底は思ったよりもぬかるんでいて、泥に足をとられて、移動するのも一苦労。慎重に慎重に・・・ ナガエツルノゲイトウの大きな群落は、船の上にモッコと呼ばれる網を敷いて、そこに引き揚げます。切れ端からもどんどん繁殖するため、小さなものは網を使って掬っていきます。
こちらでは、岸に生えるナガエツルノゲイトウを取り除いています。かごに入れて、岸辺にあげて、移動して、かごに入れて、の繰り返しです。
最終的には、いったん岸辺にあげたナガエツルノゲイトウを、小舟に積んで、クレーンで引き上げてトラックに積んでいました。大がかりですね!
途中、休憩をはさみながら、約2時間半の作業で、予定していた区域の駆除がすべて終わりました!みなさん、お疲れさまでした!
終了後は手作りのばらっぱまんじゅう 一仕事終えたみなさんを待っていたのは、朝7時から作ってくださったというばらっぱまんじゅう。ばらっぱという葉っぱの上におまんじゅうをのせて蒸した、白井市の郷土料理だそうです。「若い子には2個目をあげる」という声に、みんな「若いです!」と自己申告していました(笑)
★終了後のアンケートより ・初めての体験で、良い経験になりました。ありがとうございました。 ・自分のやってみたいことができるボランティア活動でしたので、とても楽しかったです。 ・貴重な体験ができて大変よかったです。飲み物やおまんじゅうの差し入れも大変ありがたかったです。 ・上流で折角駆除したナガエツルノケイトウの一部分が下流に流れ出てしまっているのが残念で、もっと持ち手が長い網があれば陸からでも気づいた人がサッとすくえるのに……。と思いました。
ちなみにこちらは、全体での作業が終わった後の様子。集合場所にもどる途中で発見したナガエツルノゲイトウを掬っています。みなさん、もうプロフェッショナルですね!
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