【ボランティア体験会レポート】10月20日(日)「SUPに乗って川のゴミ拾い」
活動エリア | 南房総エリア |
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活動分野 | 自然保護・環境保全 |
活動日 |
令和6年10月20日 |
レポート内容 |
ボランティア活動の参加経験がない方でも楽しみながら気軽に参加でき、他の参加者と交流できる、千葉県主催の「ボランティア体験会」についてご紹介します。
今回は、国内でも稀に見る恵まれた自然を有する夷隅川において、ワォアクションスポーツ株式会社さんのご協力のもと、川の清掃活動として「SUP」に乗ってゴミ拾いを行うボランティア活動を体験しました。 ※SUPとはStand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)の略称で、ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むアクティビティです。
日本トップクラスの生態系の豊かさを誇る夷隅川 房総半島の南東部を流れる夷隅川は、千葉県最大の流域面積を持つ二級河川です。平成6年度の調査では72種の魚類が確認されており、その種数は「河川水辺の国勢調査」結果で見ると全国第二位にランクされます。
そのような自然に恵まれた夷隅川ですが、近年、環境や地形の変化でゴミの流出が問題となってきています。夷隅川のゴミは、放っておくと景観の悪化、豊かな自然環境や漁業への悪影響を及ぼす心配があります。そうした中で、楽しく川の清掃活動に取り組もうと始められたのが、SUPに乗って川のゴミ拾いに取り組む「SUPリバークリーンクルーズ」でした。
8人乗りのサーフボードに乗って、楽しくゴミ拾い 活動当日は、冒頭、それぞれがライフジャケットを装着し、まずはSUPのパドルの漕ぎ方やバランスの取り方について丁寧にレクチャーを受けました。その後、8人乗りのサーフボードに乗り、教わったとおりにパドルを漕いで出発。初心者の参加者ばかりでしたが、横には、経験豊かなインストラクターのSUPが並走していただいたので、安心して漕ぎ進めることができました。
SUPは、最初は多少の戸惑いもありながらも、すぐに参加者同士での声掛けなどにより、楽しくスムーズに進行することができるようになりました。そして川を移動しながら、水面に浮いているゴミや、川岸の竹や木の枝に引っかかっているゴミを拾います。拾う際は、伸び縮みするマジックハンドをうまく駆使しながら、ゴミを挟んで取りました。 川岸には、レジ袋やペットボトルなどのプラスチックゴミが多く、川の増水時にゴミが引っ掛かったり、田んぼや畑から風で飛ばされてきたりしているとのことでした。
参加者の皆さんは徐々にゴミを取るのが上手になり、段々とハンターのような気分でゴミを回収していき、初対面同士にも関わらず、大いに盛り上がっていました。
★参加されたボランティア参加者の方々の声★ ・想像を超える楽しさでした。また必ず参加します。
毎月第3土曜日はSUPリバークリーンクルーズ
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