【ボランティア体験会レポート】9/27 稲刈り・はさがけ(稲の天日干し)ボランティア

活動エリア | ベイエリア |
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活動分野 | 自然保護・環境保全 |
活動日 |
2025/9/27(土) |
レポート内容 |
はじめての方でも安心して気軽に参加できる「ボランティア体験会」。 受け入れ経験豊富な団体さんの協力のもとで、各回ボランティア参加者を募って開催しています。 今回ご協力いただいたのは、認定NPO法人NPO行徳自然ほごくらぶさん。 稲刈り・はさがけボランティアとして、12名の方が参加してくださいました。当日の様子をご紹介します!
青空のもと13時集合、レクチャー 集合場所は、行徳保護区管理事務所前。最寄りのバス停から歩く間に緑のトンネルに包まれ、たくさんの鳥の姿も見られました。9月末とはいえ日差しが強く、少し歩いた木陰に移動して全員そろうのを待ちました。 時間になるとスタッフの方が、配布資料を使いながら保護区について説明してくださいます。60年前の地図には保護区がなく、あるのは海。埋め立てての都市開発が進む中、そこに暮らす野生生物を守るために人工的につくった場所なのだそうです。昔からいる生き物が住める場所にするために、区域内にたくさんある池の一角に稲を毎年植えて、水田をつくっているとのこと。今年の5月には、赤米・黒米・緑米という3種類の古代米の稲を植えたそうで、今日はその稲刈りをします。
保護区内に入る前に、必要な方は長靴を借ります。23センチから28センチまで、サイズが豊富で驚きます!
保護区内へ移動 集合場所から15分ほど歩いて、作業場所まで移動します。緑の中はずいぶん涼しく、鳥の声がよく聞こえる気がします。途中でカニの脱皮跡を見つけたり、カニの巣穴を見たり、いきもの観察をしながら進んでいきます。なんとカニは20種類以上いるそう!
彼岸花に迎えられて作業場所へ到着
今回刈る稲はコチラ
いよいよ作業開始! 今日の作業内容をスタッフの方が実演してくださいます。工程は3つ。稲を刈る、稲を束ねる、干す。ひとりひとつ鎌を借りて、まずは稲刈りから作業開始です。
途中、木陰での休憩をはさんだり、絶滅危惧種のミズアオイという花を教えてもらったり、遠くで鳴くモズを観察したり、バッタやカニを見つけたり。
2時間後、稲はほとんど刈り終わりました。全部を干すには時間が足りませんでしたが、みなさんめいっぱい体を動かしていました!長靴の泥を洗い流して解散です。お疲れ様でした!
解散後、タヌキを発見!人工的につくられたとは思えない自然を満喫しました。
終了後のアンケートでは、「当日の天候がよく、作業しやすかったです。来年も参加を希望します。」という嬉しいお声も。また参加したいという気持ちになっていただけて、嬉しいです! |